2008年01月16日

滝の話ではない

今日友だちの養老とテレビゲームをすることにした。

「ゲゲゲの鬼太郎」のソフトでそんなに怖くないホラーゲームソフトだ。

私がホラー好きなので、こわがりの彼にも耐性をつけさせようという魂胆だ。

早速、電源をつける。

電源をつけただけなのに「ひっ」と小さな叫びを上げる彼。

「電源をつけただけでビックリするなんてカワイイトコあるぢゃん☆」とか思いながら

「はやくはやく」とせかす私。

ゲームを始めて5分ともしない内に化け物が出てくる。

「うぁあ、バカッ!怖い」

「手に汗出てきたー」

「マジあせったー」

普通に廊下を歩いている時ですら

「何にも出るなよ〜」

とか震えた声で言っている。

しかも、アイテムが落ちているのになぜか拾わない。

なぜ拾わないのかと尋ねて見たところ、

「怖いからそれどころじゃない」らしい。

ホラーというよりゲーム自体にやる気がないのだろうか。

とにかくドリフのサクラのおばさんよろしく余すところなく怖がっていた彼を見て日本は平和だなぁと思った。
posted by ノルマン at 13:21| Comment(40) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月09日

大仏が落ちてくる話

失恋をした。
ホントに悲しくって、街路樹もギターを持って歌っている青年もみんな恨めしく見えた。
そこに似顔絵を描いて商売している男がいた。
男はけっこうヒゲ面の似合う風格のある感じでかかげてある絵もけっこう上手だった。
わたしは彼に描いてもらうことにした。
男は私の心情を察してかあまり何も聞かず、優しい言葉だけをかけてくれながら描いた。

1杯の紅茶のようなあたたかい時間がゆっくり流れた。

男は笑顔で絵を差し出し

「お代はいらないよ。幸せの出世払いで。」

と、ガンジス川のほとりに住んでいる人のような顔で言った。

私はその絵を見て驚いた。そして言った。

「え?私こんなに鼻低かったっけ?すごく眉毛薄いし。それにこんなにぽっちゃりしてないわよ。ていうか何コレ?人間?」

吹きすさぶ寒風の中で男は頭上に大仏が落ちて来るくらいの衝撃を受けた。
posted by ノルマン at 20:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

複雑なサプライズ

友達に呼び出されて何の話だろうと思って行ってみると

サプライズの誕生日パーティーだった。

学生最後の歳をみんな心から祝ってくれ、こんなにうれしいことは

なかった。みんなで徹夜で祝おう、と最近はやっている占いで遊んでみたり、飲み会の話などで盛り上がった。

が、突然友達のひとりが「夢をあきらめなよ」といいだした。

すると、もうひとりが「そうだよ」といった。

そして最後のひとりが「そのためにこのパーティーを開いたんだよ」といった。

なんか、複雑な気分だった。
posted by ノルマン at 21:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月07日

弱虫〜ピエロ〜

猫背になっていいことはひとつもないです。

もう折りたたみ式にしてキャスターをつけてしまおうかというくらい猫背で
このままではエビちゃんどころか本物の車海老に間違えられてしまいます。

しかも最近新しいリスクを発見しました。
というのは正座をするとどうも視線の位置が高い…

身長は普通くらいなんですが、座ったら誰にも負けないくらいなんか長

おそらくゆるませた背筋が調子にのって、すくすく伸びてしまったからでしょう。

遠くから見たらすごく面白バランスだと思います。


こうなったら、流行らないかな…

猫背の人が活躍する漫画とかがあればもてはやされるかもしれない


転校生として颯爽と登場する
でも、内臓が圧迫されるから胃腸が弱いのが難点☆


ウフフフ…

なんだか楽しくなってきたぁ〜〜〜





だめだ、お腹痛い
posted by ノルマン at 17:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月14日

探偵きどり日記 同性愛であること

自分の事なんてあまり書きたくはないが、ちょっとしたニュースを見かけたので書かせてもらおうと思う。
「羊たちの沈黙」「タクシードライバー」などで有名な天才女優、ジョディフォスター。見かけの美しさだけではなく、才媛でもある。
彼女が同性愛者であることがニュースで報じられた。
世間には同性愛者への情報が蔓延しているが、人にどういう風に見られているかというのは探偵ばりにじっくり話して見ないことにはわからない。
たとえば同性愛へ関心があり、肯定しているふうに話していても
気持ちを受け入れるかどうかは、まったく別問題なのだ。
私には高校時代に付き合っていた「彼女」がいる。
私も彼女ももともとの同性愛者ではないが、好きになったのが偶然彼女だった。私たちはいろんな2人の将来の事も話していたが大学に入ってから彼女に「彼氏」ができたので別れた。彼女は眉を剃ってたら切ったとパックリわれた手首をみせつけたり、薬を飲みすぎて救急車で運ばれたりして困らせてくれたものだ。だけど、そんな壊れやすい彼女が大好きだった。
今でも日差しのあたる公園できらきら光るあめ玉の「青いほう」をわけてくれた彼女の笑顔が忘れられない。
posted by ノルマン at 15:16| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月27日

探偵気どり日記 電車であったこと 2

女性車両に乗ってみた。
いつもの時間であれば車両規制が外れるため、老若男女車両がごちゃ混ぜの状態になっていているが早い今の時間帯は、車内には女性のフレグランスの香りと緊張した空気がたちこめている。男性は5人ほど。
女性車両に乗り込むだけ身なりはきちんとした男性たちだが肩身が狭いのか、そら寝を決め込んだり、不安げにきょろきょろとどこともなくあたりをうかがっている。何だか小動物のようだ。
車内のほとんどの女性はそれを気にすることもなく、携帯でメールをしていたり、厚ぼったい本に目を落としている。
4人組の婦人が乗り込んできた。
4人のうちの「ひょうきん役」と思われる女性は終始何かをしゃべっていて
他の3人は慎ましやかに笑ったり、どこか冷めた感じで車窓の風景をぼんやりと見つめている。
同じ駅で乗り込んだキャリアウーマン風の若い女性は「ニクニク特売日」と書かれたスーパーのチラシを無表情で眺めている。

「やっぱり女性は太陽やね」
「ええ?そう?」
「女性が明るいと、ほら場の雰囲気がぱあっと明るくなる」
と、50代くらいの男女が壁際の席に座りながら話をしている。
「それはそうと、いまからどこに行きますのん」
女性の現実的な反応にきわめて紳士的につとめる男性。
話の感じからして夫婦ではなさそうだ。
「ええ、ちょっと天満の方までいってきます。あそこは桜がきれいで。
あ、今季節的には紅葉ですね」

京都の紅葉がまだきれいという話に、向かいの京都の情報誌に目を通していたOL風の女性がピクリと反応を示した。
聞いていない風で、聞いているものだ。

ふともう一度4人の婦人に目をやると、何があったのか「ひょうきん役」の
女性がドイツの鬼みたいな表情になっていた。
posted by ノルマン at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月20日

探偵きどり日記 電車であったこと

今日はいつもより1本早い時間の電車に乗った。
ほんの10分くらいしか違わないのに、いつもと違う
人たちが座っているので、雰囲気が変わって何だか面白い。
探偵でもないのに、思わず人間ウォッチングをしてしまった。
電車に乗って、まず目に飛び込んだのがイマドキの若い男性。
雑誌に載っているようなしゃれた着こなしだけど、どこか不安そうな表情で
辺りを見回している。ウオークマンのイヤホンがバックからスルリと伸びていて
かすかに音がもれている。なにを聞いているのだろうか。
次に目に入ったのが、初老の女性2人組。
寒くなった、という挨拶ていどの話から体の調子についての話題になった。
最近は朝、調子が良くなりもどさないようになった、もどす前は何となく感覚でわかる
から大丈夫なのがわかると、笑顔ですごい内容の話をしていた。
この年代の人たちは何があっても笑って生き延びていくような感じがする。

電車に乗ってから20分して乗り込んできた3人の女性。
1人は初老の女性だけど、彫りが深く着ているものも良い毛皮で外国の貴婦人のようだった。
出入り口のポールにもたれかかって、ぼんやりと外を見ている。
もう1人は大学生くらいの女の子。ねずみ色のコートをはじめ、あまり印象に残らないようなファッションだけど、
猫のようなきりりとした眼と小高い鼻が特徴的な可愛い顔をしている。
おばあさんの団体が乗ってくると素早く席を譲っていた。
最後の女性は、リクルートスーツに身を包んでいて、すらりときれいな足が伸びている。
髪をいそいだようにまとめているが、それすらもわざとかなと感じるほど魅力的な女性だ。
しかも、それをまるで意識してないかのようにせわしなく携帯でメールを打っている。
隣に座っているサラリーマンの中年男性も週刊誌ごしにチラチラ見ていた。
posted by ノルマン at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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